RYO Blog

優れるな、異なれ

湯治ツーリング

少しずつ暖かくなり、緑の新芽が顔を覗かせ春の訪れを感じる今日この頃です。

そんな春日和の昨日バイクツーリングに行ってきました。
3月からバイクに乗り始めるなんて例年はしないのですが、今年は後輩くんに誘われたため早めの乗り始めとなりました。
後輩くんは数ヶ月前に足の骨折をしていたため、今回は湯治を目的にググッとぐんまは群馬県にある伊香保温泉に行ってきました。
万葉集でも詠まれている伊香保温泉の歴史は古く、南北朝時代の書物にはすでに登場していました。
伊香保温泉で有名なのが石段です。
365段の石段の脇に旅館やお店が建ち並ぶ珍しい設計となっています。石段が作られたのは天正4年。
後に伊香保温泉共同体成立の推進者となる木暮下総守祐利らによって作られました。
湯元から傾斜地を利用し温泉を流し、その脇の旅館などに湯を供給するといった日本初の温泉リゾート計画によって作られた街。
それが伊香保
その町並みはいかほどなのか楽しみに向かいました。

朝8時に集合し峠を越えながら向かいましたが、
山はまだ寒い´д` ;
震えながら峠を越えると徐々に気温も上がり、走っていて最高に気持ちいい!!
途中榛名湖で一休み。
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やっぱりバイクは絵になりますね



そして、ようやく伊香保温泉に到着!
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石段が風情を醸し出していて素敵な雰囲気。
お店も綺麗でお洒落なところも多く、高齢の方よりも若い人たちが多くいました。
まぁ石段があるから高齢の方には少し大変なのでしょう。
石段を上がってさらに奥まで進むとインスタスポットになっている河鹿橋があります。
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この時期は周りの景色が茶色のためあまり映えませんでした笑


その後、石段坂まで戻り甘味処でぜんざいを食べたり玉こんにゃくを食べたり射的をしたりと一通り楽しみました。
そしていよいよ温泉へ。
ホテル大森というところの露天風呂の景色が良さそうだったのでいざ向かうと「日帰り入浴は午後3時までです...」と。
肩を落とし帰ろうとするとスタッフの人が「遠くから来たんですか?入浴できるか聞いてみますね」と神対応!!
しばらくすると「1時間くらいだったら大丈夫です( ´ ▽ ` )」とのこと!群馬の人は本当にいい人が多い!!
おかげでゆっくりと温泉を堪能できました。
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↑射的で取ったアヒル達と大森


温泉から上がると日も暮れ始めたため帰路へとつきました。
バイクはこの帰り道が一番めんどくさく感じますね
でもまた乗りたくなってしまう不思議
そんなこんなでなんとか無事に家まで辿り着きました。

予想以上に楽しかった伊香保温泉
また行きたいと思います!!


帰りの峠も極寒だったのは言うまでもないでしょう。
毎回思うけど、次はもっと厚着していこう(´ω`)